フィリピンへの入国条件について

「フィリピンへの入国ってどうすればいいの？」

海外旅行で不安になるのが、到着後の空港の手続です。渡航先の国によって条件は様々で、海外旅行に慣れていないのに突然英語で質問されると焦りますよね。

この記事ではフィリピンにスムーズに入国できるように、入国に必要な条件と気を付けるポイントを詳しく解説します。

また、万が一、英語で質問される場合に、よくある質問と回答もまとめています。英語でのコミュニケーションが不安な方はメモをしておいてください。

渡航前に知っておけば、余裕を持って対応できますので、ぜひチェックしておいてください。

＜2023年9月5日時点：最新のフィリピン入国情報＞
フィリピン入国条件の緩和について、以下変更がありましたのでお知らせいたします。
簡単にまとめてるとコロナ前に戻り、フィリピンに入国しやすくなりました。

変更内容は以下の通り。

・コロナワクチン接種有無に関わらず、通常通り入国可能。
　>> 在フィリピン日本大使館「領事班からのお知らせ：フィリピンにおける新型コロナウイルス感染症（COVID-19）の対応について」
・30日以内にフィリピンに出国する航空券持参の廃止
　>> フィリピン大使館：Travel to the Philippines（英語表記）

フィリピン入国の条件とは

フィリピンに入国する際は以下の準備が必要となります。

出発前に日本の空港カウンターで確認されますので、漏れがないように準備しておきましょう。

滞在日数＋6か月以上パスポート

フィリピンに入国するには、パスポートの有効期限が「滞在日数＋6ヶ月以上」であることが条件です。

お持ちのパスポートの有効期限を早めに確認し、更新が必要な方は早めに行いましょう。パスポート更新には、約2週間程度かかります。余裕を持ったスケジュールで更新ください。パスポート更新の申請は、有効期間が1年未満となったときから行うことができます。

往復の航空券もしくは、第三国に出国する航空券

フィリピンに語学留学で入国するには往復航空券もしくは、第三国に出国する航空券が必要となります。（フィリピンの入国規則上）

「フィリピンを30日以内に出国するチケット持参」は入国緩和に合わせて廃止されました。

eTravelの登録

フィリピンに入国するには、eTravelへの登録が必須です。

以下のe-Travel政府公式サイトより、必要事項を入力することでQRコードが発行されます。QRコードをスクリーンショットで保存し、フィリピン到着後に提示します。

e-Travel登録サイトは英語表記です。以下ページで日本語解説を加えて、登録の手順を解説していますので参考にしてください。

>>【画像付】eTravelの登録方法（出入国時に必要）

以下のe-Travel公式サイトから登録してください。

>> e-Travel政府公式サイト（英語表記）

フィリピン入国審査の受け答え方

フィリピン入国の際に、入国管理（イミグレーション）の職員から英語で質問される場合があります。突然の英語で焦らないように、よくある質問と回答方法をまとめました。事前に覚えたり、メモしておきましょう。

「留学するになぜ観光と答えなければならないの？」と思った方もいらっしゃると思います。

理由は留学と言ってしまうと、大学への留学と間違われ、学生ビザの提示を求められるからです。ですので、語学学校への留学の場合は「観光（SightseeingもしくはVacation）」と言って入国します。

入国した後に学校にてSSP（Special Study Permit）と呼ばれる特別就学許可証を申請し、語学学校で勉強をする許可を取得しますので、安心してください。

15歳未満のお子様のフィリピン入国について

フィリピンでは人身売買や誘拐などの犯罪を防ぐため、15歳未満の外国人未成年者が、単身または親の付き添いなしにフィリピンへ渡航する場合は、事前に各国のフィリピン大使館にWEG（Waiver of Exclusion Ground）申請を行う必要があります。

詳しくは以下の在日フィリピン日本国大使館ホームページよりご確認ください。

>> 15歳未満の外国人渡航者の入国について（日本語）

>> WEG申請に必要な「扶養・保証の同意宣誓供述書」の認証ガイドライン（日本語）

まとめ：渡航準備はスケジュールに余裕を持ってお早めに！

フィリピンへの入国は簡単ですが、渡航直前になって

「パスポートの有効期限が間も無く切れる…。」

と気付いても、パスポートの更新が間に合わないので、フィリピンへ入国ができなくなります。

せっかくの留学が台無しにならないように、早めに確認をしてスムーズに入国できるよう準備しましょう。