【フィリピン留学】学校の選び方を目的別にわかりやすく解説します

「フィリピン留学をしたいけど、学校選びのポイントは?」
フィリピンには多くの語学学校があり、地域、学校のタイプ、滞在スタイルや施設、カリキュラムも様々です。
そこで今回は、フィリピン留学の学校選びのポイントをそれぞれ分かりやすく解説します。
この記事を読めば、あなたの目的に合った学校を見つけることができます。ぜひ参考にしてください。
フィリピンの地域で選ぶ
フィリピンにはリゾート地、都市部、田舎など様々なエリアがあり、留学する地域によって過ごし方が変わります。それぞれの地域の特徴を知って、自分に合った地域を選びましょう。
リゾート

フィリピンのリゾート地といえば、セブ島が有名です。白い砂浜と透明度の高い海で、多くの外国人観光客が訪れます。
週末はアイランドホッピングや、リゾートエリアでのんびりしたりと、留学とリゾートを一緒に楽しめるのが魅力です。ただし、留学費用は他の地域よりやや高いです。
都市部

都市部には、ショッピングモールやレストラン、カフェなどが充実しています。授業に疲れたら友達と外出してリフレッシュしましょう。
セブ島は市街地からリゾート地へも約30〜40分でアクセスできるので、週末はリゾートエリアで楽しむことができます。
静かな田舎

のんびりとした生活を楽しみながら英語力を向上させたい方は、バギオやバコロドなどフィリピンの地方都市がおすすめです。
フィリピンの田舎は物価が安く、生活費も抑えられます。また、周りにバーやクラブなどの誘惑も少ないため、英語学習のみに集中できます。
学校のタイプで選ぶ
フィリピン留学には大きく分けて以下の3つのタイプの学校があります。
キャンパスタイプ

キャンパスタイプは、学校の敷地内に校舎と学生寮があるタイプです。学校によっては、ジムやプールなどの設備が整っている場合もあり、生活の大部分を学校内で過ごします。通学の必要がないので、朝が苦手な人にとっても安心です。
ビルタイプ

ビルタイプの学校は、ビルのフロアを借りて運営しています。セブシティには多くのビルタイプの学校があり、同じビル内や周辺は現地のビジネスマンが働いていたりするため、キャンパスタイプとは違った雰囲気があります。
滞在先は外部寮が多く、学校によっては学生寮やホテル寮を選べます。留学スタイルを自分でカスタマイズしたい人向きです。
リゾートタイプ

フィリピン・セブ島のリゾートエリアにある語学学校です。海の近くに学校があり、南国気分を味わいながら英語学習ができます。プールやジムなどの設備も充実しており、学校とは思えない環境です。日頃の生活を忘れて、海外生活を満喫したい方におすすめです。
学校の規模で選ぶ
フィリピンの語学学校は、大規模、中規模、小規模の3つのタイプになります。
大規模(200人以上)
大規模の学校は、学生数が200人以上で、大学のキャンパスライフの雰囲気です。学校が大きいのでカリキュラムや学校のシステムが整っています。また、多国籍の生徒が多いので、国際交流をしたい人や色んな人とコミュニケーションをとりたい方におすすめです。
中規模(100〜200人)
中規模の学校は、学生数が100〜200人で、フィリピンでは中規模の語学学校が多くあります。中規模なのでカリキュラムや講師のクオリティが高く保たれていて、バランスが良いのが特徴です。多すぎず、少なすぎずを求める方にはちょうどいい規模です。
小規模(100人以下)
小規模の学校は、アットホームな感じで。講師やスタッフとの距離が近いです。細かい融通が効きやすいのが特徴です。大人数が苦手な方や、落ち着いて勉強したい社会人の方などには過ごしやすい環境です。
滞在スタイルで選ぶ
滞在スタイルは主にホテル寮、学生寮となります。
ホテル寮

ホテル寮はホテルの一部を寮として使っており、学生寮と比べると清潔感があり、設備も整っています。ホテル寮の多くが、1人・2人部屋がほとんどなので、プライベートの時間が必要な社会人の方に向いています。門限もないので、平日もゆっくり外出ができます。
学生寮(内部寮・キャンパス内)

内部寮は主に1人〜4人部屋です。キャンパス内にある学生寮は移動が便利で、朝が弱くても遅刻せずに授業に参加できます。余計なことは考えず、英語学習だけに集中したい人向きです。
学生寮(外部寮・キャンパス外)

外部寮は主に1人〜4人部屋で、ビルタイプの学校に多いです。学校のシャトルバスもしくは徒歩で通学します。勉強とプライベートにメリハリをつけたい方におすすめです。
学校の設備で選ぶ

留学中に運動をしたい方は学校施設も気になりますよね。学校によってはジム、プール、バスケットコートなど、施設が充実している学校もあります。健康な留学生活を送るには、適度な運動も大切です。
学校のスタイル・学校規則で選ぶ
学校のスタイルは大きく分けて以下の3つのタイプがあります。
- スパルタ
- セミスパルタ
- フリー
スパルタ
スパルタは、英語学習に全力で集中したい方や、短期間で英語力を伸ばしたい方におすすめです。スパルタの学校は、朝の単語テストから始まり、夜まで授業が続きます。
平日の外出は禁止され、毎日のテストをパスしないと週末も外出できません。厳しい規則が定められていますが、その分成長が早く、英語力が飛躍的に向上するメリットが期待できます。
セミスパルタ
セミスパルタ式は、スパルタ式よりもやや緩い留学スタイルです。朝の単語テストから始まり、授業は朝から夕方まで行われます。
単語テストをパスできれば、授業後は門限まで外出が許可されるという内容です。スパルタほど厳しくなく、自由時間もあるため、ある程度の自由時間も必要な方に向いています。
フリー
フリースタイルは、授業時間以外は自由な留学スタイルです。自己管理がしっかりできる社会人向けのスタイルといえます。
授業に出席する義務はありますが、自分のペースで英語学習を進めたい方、フリーランスで働きながら留学したい方には向いています。
コース・カリキュラムで選ぶ
フィリピン留学には主に以下のコースがあります。学校によって特別なコースもあるので、自分の目的に合わせてコースを選んでください。
コース名 | 内容 |
---|---|
一般英語コース | 一般的なESLコース。マンツーマン授業を中心に、英語の基礎から応用まで学習し、日常英会話をマスターします。 |
試験対策コース | TOEIC・IELTS・TOEFLなどの試験対策コースです。12週間の点数保証コースがあり、短期間で大幅なスコアアップを目指せます。 >> TOEIC試験対策コース学校一覧 >> IELTS試験対策コース学校一覧 >> TOEFL試験対策コース学校一覧 |
その他のコース | ビジネス英会話やワーホリ準備、英語教育者向けのTESOLコースなどのコースもあります。 >> 社会人向けコース学校一覧 >> ワーホリ準備コース学校一覧 |
価格で選ぶ
留学費用を安くしたい方は以下の3つを抑えておくと良いです。
- 最低限の設備がある学校を選ぶ
- 複数人でシェアする部屋を選ぶ
- リゾートエリアを避ける
語学学校を経営している国で選ぶ
フィリピンの語学学校は日本、韓国を中心に様々な国の投資によって運営され、それぞれ特色があります。
日本資本
日本の語学学校は、どちらかと言えば自由な校風です。日本人の生徒が多く、日本人のスタッフも多いので、英語初心者には安心です。
ただし、つい日本語を使うのが多くなってしまうことがデメリットにもなります。
日本資本のメリット
- 自由な校風
- 和食に近いものが出やすい
- 日本人スタッフがいる
- 初心者向け
日本資本のデメリット
- 日本語を話す
- 日本人の生徒多い
韓国資本
韓国資本の語学学校は、スパルタやセミスパルタ式が多く、集中的に英語を学べます。キャンパスタイプの学校が多く、EOP(イングリッシュオンリーポリシー)があります。
また、罰金制度がある学校もあり、日本資本の学校に比べてやや厳しい規則がある傾向があります。
韓国資本のメリット
- スパルタ・セミスパルタコースがある
- 日本人が生徒が少ない
- EOPを徹底している
- 英語を使う機会が多い
韓国資本のデメリット
- スケジュールがきつい
- 学校規則が厳しい
- 日本人スタッフがいない
- 和食が少ない
その他の国資本
台湾、中国、ロシア、ベトナムなど、その他の国の資本で運営される語学学校もあります。それぞれの国の特色が反映された学校が多く、自分に合った学校を選べます。
食事

長期間の留学生活で食事は重要です。学校の資本の国によって、提供される食事内容も違います。
日本資本の学校では、フィリピン料理・和食・多国籍料理となります。一方、韓国資本の学校では、フィリピン料理・韓国料理・多国籍料理が提供されますが、辛味の料理がやや多い傾向にあります。
日本人スタッフの有無

日本資本の学校には、日本人スタッフが在籍しています。また、他国資本の学校でも、日本人スタッフが常駐している場合があります。英語初心者の方は、日本人スタッフがいると相談しやすいので、安心して過ごせます。
インターネット

現在はほとんどの学校でインターネットが利用できます。ただし、地域によっては速度が遅かったり、スパルタ式の学校だと部屋での利用ができない場合もあります。
お仕事の関係でインターネットが必要な方はネット環境の良い学校を選ぶか、ポケットWFIなどを準備しておくことをおすすめします。
>> 【2023年最新】フィリピンのネット環境とWIFI事情について
周辺施設の充実とアクセスの良さ

学校周辺にショッピングモールやカフェ・レストランなどの施設がある場合もあります。
また、セブ島の場合は市街地からリゾートエリアまでタクシーで約40分程度でアクセスできます。周辺のお店や、交通アクセスについても事前に知っておくと良いでしょう。
学校アクティビティ

週末には、アイランドホッピングやボランティア活動など様々なアクティビティが実施される学校もあります。
平日は授業中心なので、週末のアクティビティを通して、留学生仲間と交流を深めましょう。国際交流をすることで、自身の成長に繋がります。
まとめ:まずは目的を明確にして自分に合った学校を選ぼう!

まずは、留学する目的や、希望する環境をざっくりとイメージしましょう。
「アレもコレも欲しい」となると留学費用も高くなってしまうので、優先順位を付けて考えてみると良いです。
優先順位がチェックできたら学校を探してみます。自分にフィットする学校を見つけてみましょう。よく分からない時は、カウンセリングスタッフに相談してみるのもおすすめです。
弊社では無料でカウンセリングを行っています。学校選びでお困りの方は、お気軽にお問い合わせください。最適な学校探しから、留学生活までしっかりサポートいたします!