フィリピン留学で必要なお金の持ち込み方を解説
「フィリピン留学をする時どのくらいお金を持っていけばいいの？」
フィリピンに留学する場合、日本で支払う授業料の他に、現地で教科書代や滞在ビザなどの支払いがあります。さらに、生活費やお小遣いなどが必要です。
今回は、フィリピンへのお金の持ち込み方と留学期間ごとに、お金がいくら必要なのかを具体的に解説していきます。
この記事を読めば、現地でお金に困ることなく、スムーズに生活ができます。これから留学予定の方は、参考にしてみてください。
フィリピンでのお金の持ち込み方法
フィリピンでのお金の持ち込み方法は大きく分けて以下の4つとなります。
クレジットカード
クレジットカードのキャッシング機能を使って、現地通貨を引き出す方法です。
日本円を持ち歩く必要がなく、必要な分だけ現地通貨（フィリピン・ペソ）を引き出せます。また、クレジットカードで、ショッピング、食事、タクシー移動などでも使えるので便利です。
クレジットカードでのお金の引き出し方については、以下のページで詳しく解説しています。
デビットカード
デビットカードの使い方は、クレジットカードとほぼ同じです。
クレジットカードとの違いは、デビットカードは銀行に直接繋がっているため、銀行口座にお金がないと利用できません。お金の使い過ぎにならないメリットがあります。
デビットカードについては以下のページで紹介しています。
>> フィリピン留学で便利なデビットカードとは？ATMの使い方まで解説
国際キャッシュカード
国際キャッシュカードは、日本の銀行と同じように、海外のATMで現地通貨（フィリピン・ペソ）を引き出せます。
ただし、クレジットカードではないので、カードを使ってショッピングなどはできません。
キャッシュパスポート
国際キャッシュパスポートは、事前に日本円をチャージし、現地で現地通貨（フィリピン・ペソ）を引き出す方法です。
銀行開設不要で作成できます。キャッシュパスポートについては以下のページで紹介しています。
>> フィリピンでのキャッシュパスポートの使い方を解説します
現金（日本円）のみ
必要なお金をすべて現金（日本円）で持ち込み、両替所で現地通貨（フィリピン・ペソ）に両替する方法です。
1〜2週間の短期留学であれば良いですが、長期滞在の場合、多くのお金を持ち込むことになります。盗難リスクを回避するためにも、できる限り現金のみの持ち込みはやめましょう。
フィリピンペソへの両替については別のページで紹介しています。
【留学期間別】現地で必要な費用の目安
留学期間ごとに必要な費用の目安です。週末の過ごし方によって、お小遣いも変わってきます。
毎週リゾートエリアで過ごしたり、ショッピングやレストランを多く利用していると、あっという間にお金が足りなくなるので注意が必要です。
4週間：現地支払い費用の目安
※1ペソ2.5円で換算
| 項目 | 費用 |
|---|---|
| SSP（特別就学許可証） | 7,000ペソ |
| 教材費 | 2,000ペソ |
| 電気代 | 2,000ペソ |
| 水道代 | 1,000ペソ |
| 学生証 | 200ペソ |
| 洗濯代 | 1,000ペソ |
| 空港ピックアップ | 1,000ペソ |
| 寮保証金 | 2,500ペソ |
| 生活費（お小遣い） | 15,000ペソ |
| 合計 | 31,700ペソ （約79,250円） |
8週間：現地支払い費用の目安
※1ペソ2.5円で換算
| 項目 | 費用 |
|---|---|
| SSP （特別就学許可証） | 7,000ペソ |
| ビザ延長費 （30日以上） | 4,000ペソ |
| 教材費 | 4,000ペソ |
| 電気代 | 4,000ペソ |
| 水道代 | 2,000ペソ |
| 学生証 | 200ペソ |
| 洗濯代 | 2,000ペソ |
| 空港ピックアップ | 1,000ペソ |
| 寮保証金 | 2,500ペソ |
| 生活費（お小遣い） | 30,000ペソ |
| 合計 | 52,700ペソ （約131,750円） |
12週間：現地支払い費用の目安
※1ペソ2.5円で換算
| 項目 | 費用 |
|---|---|
| SSP （特別就学許可証） | 7,000ペソ |
| ACR-I （外国人登録証） | 4,500ペソ |
| ビザ延長費 （60日以上） | 6,000ペソ |
| 教材費 | 6,000ペソ |
| 電気代 | 6,000ペソ |
| 水道代 | 3,000ペソ |
| 学生証 | 200ペソ |
| 洗濯代 | 3,000ペソ |
| 空港ピックアップ | 1,000ペソ |
| 寮保証金 | 2,500ペソ |
| 生活費（お小遣い） | 45,000ペソ |
| 合計 | 52,700ペソ （約131,750円） |
フィリピンへのお金の持ち込みはカードを使って安全に
フィリピンに長期滞在する場合、思っていた以上に現地での支払いが多くなります。
現金（日本円）のみでの持ち込みは、紛失や盗難などのトラブルの原因となるので、クレジットカードや、国際キャッシュカードをうまく利用することをおすすめします。
カードの申請には時間がかかるので、なるべく早く準備しておきましょう。